広告デザインを芸術作品にした男

デザイナー『益川進』のことである。
映画界の巨匠と呼ばれる数多くの監督から映画宣伝ポスターの一切を任されていた。 益川が手がけた映画ポスターは、題字・絵・キャッチフレーズ・写真構成すべて益川一人が仕上げている。 あの世界のクロサワから名指しで注文を受け、決してクロサワに迎合することなく、 クロサワの期待に応え続けた益川進とは・・・

瀬戸内野郎　−　愛した故郷「呉」

『瀬戸内野郎』　益川は酒に酔うと自分自身をこう呼んだ。
前東映社長の岡田茂氏も広島出身で、年代も近いこともあり、酒を酌み交わすことも多かった。 酔ってご機嫌になると「瀬戸内野郎はやっぱりいい、瀬戸内野郎はちがう」と二人で故郷を懐かしんでいた。 死の直前に頻繁に訪れた故郷「呉」。瀬戸内海を遠く見つめる益川の目には何が見えているのだろうか？

益川進展示室のご案内

益川進生誕の地「呉市宮原」で益川進の作品をご覧になれます。 常設展示室は、呉市宮原まちづくりセンターにて 展示室はどなたでもご自由にご覧になれます。 「瀬戸内野郎」益川進が愛した故郷「呉」の風景も是非ご覧ください。
「宮原まちづくりセンター」 〒737-0024 広島県呉市宮原７丁目４番２１号　　　　　 ＴＥＬ　０８２３−２２−１０１６

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